《イスラム教の行事》
イスラム暦(太陰暦)は、1ヶ月が29〜30日で、1年がおおよそ354日になります。
そのため、毎年、西暦(太陽暦)と11日ほどズレが生じます。
ゆえに、西暦でみると、毎年行事の時期が変わります。

・断食月(ラマダン) イスラム暦の9月の1ヶ月間
 ラマダン期間中は、日の出の頃から禁飲食となり、日没後の時間に食事をするといった生活になります。そのため、通常時期よりお店が閉店していたり、開店時間が短かったり、飲食店の味が一定でなかったりすることがあるかもしれません。
観光客の方は、普通に日中も食事はできます。断食月だから旅行ができなという事はありません。
 
・羊の犠牲祭(イード) イスラム暦の12月10日から3〜4日間
 イードは、イスラム教徒にとっては最大の行事になります。そのため、ほとんどの人々が、家族と過ごすために帰省します。(日本のお正月に近いです) みんなが一気に帰省するため、各交通機関が大混雑します。公共の乗り物で旅行を計画する場合は、この時期は要注意です。